HYSC杭(鋼管ソイルセメント杭)
TOP > 基礎工事 > HYSC杭(鋼管ソイルセメント杭)
現場での施工手順を紹介 - 音声が流れます -
HYSC杭(鋼管ソイルセメント杭)とは
HYSC工事(HYSC=HY:ハイブリット+SC:鋼管とソイルセメント)は、地盤中の造成したソイルセメント柱の中に、表面にスパイラル状にリブを設けた鋼管(リブ付き鋼管)を沈設して基礎杭を築造する工法です。
HYSC杭の鋼管には、鋼管とソイルセメントの付着性能を高めるために、杭一般部に外面リブ付き鋼管を使用しています。また、杭先端部には、鋼管先端の閉塞効果を発揮させるための内外面のリブ付き鋼管を使用しています。 |
HYSC杭の施工法は、ソイルセメント柱を造成した後に鋼管を建て込む【後沈設施工法】と、ソイルセメント柱造形と同時に鋼管を建て込む【同時沈設施工法】があり、様々な施工条件に対応が可能です。
強化型HYSC機
掘削用オーガ出力を増強した施工機で、硬質地盤の削孔や施工能率の改善に効果があります。
環境配慮型HYSC杭工法
高性能流動化剤をセメントミルクに添加することで地中に注入攪拌するセメントミルク注入量を削減でき、泥土発生量(産業廃棄物)が減少します。またセメント使用量の削減により、セメント製造時の二酸化炭素排出量が大幅に低減します。